先日来、東出昌大のCM違約金問題について考えている。背景にあるのは真面目そうな俳優は私生活も真面目でありそのイメージを使って商品を売るという構造である。これに対比して「浮気は芸の肥やしだから大目に見るべき」という考え方がある。このどちらが正しいのだろうか。
“浮気は芸の肥やし論・CM違約金問題・草彅剛が演じるブレヒトの異化効果” の続きを読む環境に関する議論を喚起してみる
Quoraのスペースで環境に関する議論を喚起してみた。予想通りの所もあったし予想外のこともあった。いつもは「日本人は議論ができない」ということは書いても「どうしたらできるか」は書いたことがない。多様な認識を持つ人たちが共通の議論の素地を持つというのはなかなか難しいと思う一方で、ちゃんと話し合いをしたいと考える人は増えているという実感もある。「実践編」なのですっきりとした感覚は得られないが、まあ実際にやってみるというのはそういうことなのかもしれない。
“環境に関する議論を喚起してみる” の続きを読む大麻合法化に関する別の視点
日大ラグビー部の部員が大麻所持の疑いで逮捕された。これについて大麻での逮捕履歴がある女優が「もう一度考えませんか」と訴えかけ問題になっている。この話題だけを見ても「我々が大麻に関してどういう態度をとるべきか」ということが見えてこない。ここから視野を広げることでこの議論に何が欠けているのかが見えてくるのではないかと感じた。つまり我々は何を目的にして議論をしているのかということを考えたいと思ったのだ。
“大麻合法化に関する別の視点” の続きを読む7年ぶりに感じる政治的議論と潮目の変化
先日来、ブログのトピックを揺らしている。ちょっとずつ新しいものを取り入れたいのだが需要がどこにあるのかよくわからないからだ。「読まれている」という実感が出てきて欲が出てきたのかもしれない。これまでは政府批判系の記事が多かったのだがそれをやめて別の記事を書いている。「やっぱり批判記事が読みたい人が多いのだ」ということを確認したかったのだがどうやら外れつつある。却って閲覧数が上がっているのである。
“7年ぶりに感じる政治的議論と潮目の変化” の続きを読むコミュニティマネジメント実践編 – 「引用」を徹底して大混乱する
フェイクニュースが多い。特にネトウヨ系の人が自分の言いたいことだけをいう絶叫型の記事が多く困っていた。軽く「引用をしっかりさせれば収まるだろう」と思っていたのだが、これが大間違いだった。日本人には引用を理解できない人がいる。説明してもわかってはもらえないのである。日本人は「理由を気にしない」という性質があるので制御するのにかなり癖のあるやり方をとらなければならない。
“コミュニティマネジメント実践編 – 「引用」を徹底して大混乱する” の続きを読む韓国語のラップを覚えるコツ
韓国語をやっている。真面目な動機ではなく暇つぶしみたいな感じだ。せっかくなのでK-POPの歌詞を覚えてみようと考えているのだがどうしてもラップパートが覚えられない。ここに一手間加えてやると覚えやすいことに気がついた。
“韓国語のラップを覚えるコツ” の続きを読むアメリカ人はプロセスを気にしないのか?
これまで日本人はプロセスを気にせず結果だけをありがたがるというよう話を書いている。このため一旦できた正解を動かせず「正解に縛られるだろう」と分析した。そうなると「じゃあ日本人以外はそうならないのか」という疑問が生まれる。アメリカの事例を考えたい。
“アメリカ人はプロセスを気にしないのか?” の続きを読む日本人はプロセスを気にするのか気にしないのか
先日来、西洋のメディアはプロセスを気にするが日本のメディアは気にしないという話をしている。だが、ちょっとそれが崩れそうな事例を見つけた。文書管理のようなプロセスを気にして安倍政権を批判している人が多いのだ。実は日本人はプロセスを気にするのかも知れないなと思った。
“日本人はプロセスを気にするのか気にしないのか” の続きを読むカルロス・ゴーン被告の会見から締め出された安藤優子さんの怒りと日本の病
カルロス・ゴーン被告の会見がレバノンのベイルートで行われた。この会見には朝日新聞・小学館・テレビ東京は入れたようだが、フジテレビはアクセスできなかったそうだ。安藤さんが興奮気味に自分たちが排除されたことを憤っていたのが印象的だった。
“カルロス・ゴーン被告の会見から締め出された安藤優子さんの怒りと日本の病” の続きを読む議論と対話実践編 – 意見を募集してみる
Quoraでスペースと呼ばれるコミュニティ運営をやっている。自分の意見を言いつつ投稿にも目を通して場所を作って行くという作業である。漫然とやっていたのだが、定期的にまとめたいと思う。今回はその第一回目である。今回は「参加を促す」ことの是非について考える。色々考えているとかなり本質的な問題にぶち当たる。
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